Happy Sweets Maniac Japanese Magazine 日本の雑誌 August 2005

Happy Sweets Maniac Japanese Magazine 日本の雑誌 August 2005

Happy Sweets Maniac Japanese Magazine  日本の雑誌 August 2005

Nancy

名物巡礼。 ナンシーのひび割れマカロン

台紙のまま売るボタンみたいな焼き菓子

紙ごと提げて売られていました。本物のボタンみたい 直径3mmのちびマカロンは土曜日だけつくります。昔の写真を見ると

ール・マカロンのお約束。紙ごと買って、食べるときにはがします 天板に合わせて紙を敷き、そこに必ず1個の生地を流して焼くのがス

約束。マカロンを紙から自分ではがすのがまた楽しみのひとつ マカロンの台紙はふたつに折ってシンプルな白い紙箱に入れるのがお

菓子たち。包装法がシンプルで合理的。しかも美しい ベテランの売り子さんの手によって、あっという間に包まれていくお

尼さんがつくったスール・マカロン 湿気が味の決め手だそうです。

ぱりっと、中はしっとり。

アーモンドで焼かれたマカロンは、外皮は

承者だけに口述で伝えられるそう。上質の 配合や焼く温度も、一子相伝で店の継 いつしか菓子職人に引き継がれ、今や5代 ン』だけ。尼さんたちが考案したレシピも を名乗るのは『メゾン ド スール・マカロ です。現在、ナンシーでスール・マカロン ル・マカロンのスールは尼さんの意味なの のマカロンができあがったのだそう。スー さんたちが改良し、表面がひび割れた独特 しいです。 ナンシーではそれを修道院の がお輿入れした際にフランスに伝わったら は、フィレンツェのカトリーヌ・メディチ マカロンが昔から有名。もともとマカロン 美食家スタニスラス公のお膝元、おいしい マカロンが人気ですが、ここナンシーも、 クリームをサンドしたつるつるのパリ風

Present*

ベルガモットキャンディー

1名

このお菓子は、『メゾンドスール・マ

カロン」のもうひとつのとっておき。 アールヌーボー美術で有名な町ナンシ ーにぴったりの缶入りです。

マカロンのお店 Maison des Soeurs Macarons 住所: 21, rue Gambetta 54000 Nancy +33-3-83-32-24-25 営業時間 : 14~19時(月曜) 9時30分~12時30分、14~19時(火~土曜) 日曜定休

www.macaron-de-nancy.com

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